私がカナダの高校に留学し始めて、最初のクリスマスのお話をシェアしますね。
実は、一人でVIA RAILというカナダの旅行列車に乗って、留学する前に2週間の短期留学で訪れていた町まで行きました。
当時私は16歳でした。
すごい勇気を出して行ったな…と今でも思います(笑)。
ホストファミリーもとても心配していましたが、「日本からカナダまで一人で来れたんだから大丈夫!」と言って出かけました。
オタワからトロントを経由して、だいたい12時間ほどかかりました。
なぜ飛行機で行かなかったのかは今でもわかりません!
でも、カナダの広大な大陸と自然を実感できた体験でした。
車窓に映る景色は雪で真っ白で、キラキラ光っていて本当に素敵でした。
乗り継ぎまでの時間を利用して、大きなスーツケースを転がしながら、氷点下の寒い中、歩いてダウンタウンのTim Hortonsで、コーヒーとチョコチップマフィンを買ったのを覚えています。
目的地のウィンザーに到着して、友達に無事に会えた時はホッとして涙が出ました。
12時半にオタワを出発して、ウィンザーに到着したのは真夜中でした。
2週間の短期留学中にお世話になった、カナダ人のボランティアの方のお宅に滞在させていただきましたが、本当にたくさんの歓迎をしてくださいました。
カナダでは家族と親戚、みんな集まってクリスマスのお祝いをします。
私を家族のように招いてくださって、たくさんのプレゼントやご馳走をいただきました。
ちょうど留学を始めて3ヶ月ほど経ったころで、予想していたように物事が上手くいかず、スランプに陥っていた時だったので、
「私は一人じゃなくて、応援してくれている人はたくさんいる!」と、自信と勇気が湧いてきました。
留学は、「外国語を勉強して、海外の友達を作る」で終わらせてはもったいないです。
勇気を出して、サバイバルのような体験をするのも、高校留学の醍醐味だし、そうした経験が今の自分の自信につながっていると思います。