現在、カナダ・アルバータ州の高校に留学中のYuzuです。
今回は、「私がなぜ高校2年生でカナダへの卒業留学を決めたのか」についての経験談をシェアしたいと思います。
私は中学校を卒業後、日本の高校に入学して、高校1年生と2年生の前期までを過ごしました。
高校入学時には、留学することは全く視野に入れていませんでした。
私が通っていた日本の高校が、いわゆる「進学校」であったこともあり、周りの同級生と同じように、高校卒業後は日本の大学に進学するものだと思っていました。
しかし、高校1年生も終わりに近づき、文理選択や進路について考えることが増え、将来何がしたいのかについて考えた時、
「このまま周りに追い付こうと必死になって、高校で良い成績を取って志望校に入学することが目標なのか?」
と、疑問に思ってしまったんですね。
進路を決めなければならない焦りと、やりたいことが見つからない自分をに憤りを感じていた頃でもありました。
高校1年生だった当時の私には、
・行きたい大学、目標となる大学がなかった。
・周りに圧倒され、劣等感に追われていた。
というのが正直な気持ちです。
しかし、どうしても「このまま今の高校を卒業して大学生になる」という未来の自分の姿を思い描くことができず、たどり着いた答えが「カナダへ行くこと」でした。
こう言うと、飛躍し過ぎているように思われるかも知れませんが、実はその前に、ちょっとした経験があったんです。
私は高校1年生の夏休みに2週間、カナダの語学学校へ短期留学&ホームステイを経験させてもらっていました。
なので、次は語学学校ではなく、現地の高校へ通ってみたいという憧れがあったんですね!
そこからは、
・どうやったら行けるのか?
・どこに(具体的な場所や学校に)行くのか?
・卒業留学に必要なことは何か?
など、インターネットで調べたり、知人に聞いたり、留学関係者やエージェントに連絡を取りながら、できるだけたくさんの情報を集めました。
ただ、高校留学が決まるまでの道のりは、そんなに簡単ではありませんでした。
一番苦労したのは、高校留学を決めるまで、そして実際に留学するまでの情報収集でした。
周りには、高校留学(特に1年以上の長期間留学)を経験する人(した人)は、ほぼいませんでした。
それまで通っていた高校も、留学に対して力を入れているわけではなかったので、周りから自然と入ってくるような情報はなく、とにかく自力で(両親の力も借りながら)高校留学やその後の進路について調べるしかありませんでした。
でも、調べていくうちに、高校留学することで「海外の大学進学に必要な英語力を早く身に付けられるのではないか」と思い、それを目標にすることが「高校留学を決断する決め手」となりました。
高校留学についての情報を調べ始めたときは、「今からだと遅いんじゃないか?」と不安になることもありましたが、きちんと調べていくと、高2から卒業目的の留学をする人はいて、十分に間に合うことも分かりました。
なんとか無事に、カナダで高校留学をスタートすることができ、すでに1年半が経ちました。
あの時悩みながら留学するという決断ができたことは、本当に良かったと思っています。
まだまだ「高校留学」と聞くと、「英語が得意な人・経済力に余裕がある人・海外での生活経験がある人が行くもの」という認識が一般的だと思います。
高校留学するためには、様々なハードルがあるのは事実ですし、自分自身の覚悟も必要です。
でも、「人とは違う、これからの新しい時代の可能性を開く選択肢」として考えることは、本当におすすめしたいですし、私と同じようにチャンスを掴む中高生が増えたら良いなぁと、自分の経験を通して強く思っています。
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