この記事を書いた留学パパはこんな人。
高校留学についてネット検索をしていると沢山のエージェント情報が出てきますね!
右も左も分からない状態の時に、「無料で資料請求ができます!」「カウンセリングも無料です!」なんて言われると、藁にもすがる気持ちで問い合わせをしたくなりますよね?
実は僕も40社以上の留学エージェントから資料請求をして、さらに数十社の会社を歩き回って情報収集をした経験があります。
率直に言うと、数が多くなると、どんどん迷子になります。
調べれば調べるほど、「何を信じて、どこを選んだら良いのか?」が分からなくなるんですね・・・。
留学経験のある僕でさえ、訳がわからなくなるくらいだから、きっと留学について知識のない人だと、そこで立ち止まってしまったり、安易に「手数料が安い」会社や、たまたま「担当者が丁寧だった」という理由でエージェント選びをしたりしてしまうんじゃないかと思ったんですね。
《関連動画》
一生に一度の高校留学です。
エージェント選びを間違えると、その後の留学生活に大きく影響をすることが多々あります。
そうならないために、僕がこれまで調べて来た情報と、実際に高校留学させている親御さんからヒアリングして来た情報をもとに、「評判の良い会社の特徴」や「エージェント選びの見極め方」のコツについて、詳しくお話していきたいと思います。
すでにエージェント選びで悩んでいる人で、個別に相談したい!という人は、LINE@で無料相談をしていますので、気軽にご相談くださいね。
LINE@でやり取りをしている人に、僕の方からよく聞く質問の1つとして、
「どうやってエージェントを探しましたか?」という点があります。
ほぼすべての人が「ネットで調べました!」と答えるんですが、皆さんはどれくらい「ネット情報」を信用していますか?
これはエージェント選びに限った話ではありませんが、「モノを売りたい人(会社)」が、広告の1つとして、当たり前のようにネット上に自社や自社商品のPRをしていますね!
よく考えてみてください。
「高校留学のサービスを売りたい会社」がネットに掲載する情報はどんなものでしょうか?
◆いかに高校留学が素晴らしいものなのか?
◆自社のサービスを利用すれば、どれだけ安心で充実した留学生活が過ごせるか?
大きくはこの2点に集約されると思います。
ネットに上げられている情報の真の目的は、「高校留学を魅力的なものとして伝えて、自社のサービスを利用してもらうこと」です。
「それの何が問題なの?」と、思った人もいると思います。
何も問題はありません(笑)。
留学エージェントがこうした情報を発信するのは、至って「正しい営業活動」です。
誰かが何かを非難したり、否定するようなものではないんですね。
じゃあ、何が問題なのか。
そのネット情報(HPに記載されている内容)を「どのように受け取るか?」という、私たちの理解の仕方に問題があるんです!
例えば、「ニュージーランドに興味がある」と思っている人が、最初に注目する情報はなんでしょうか?
一番分かりやすくて興味を持つのは、「学校の雰囲気」や「ニュージーランドという国の環境(自然や気候、治安などの過ごしやすさ等)」、そして「実際に留学している人の体験談」ではないでしょうか?
写真や動画でポジティブな情報を見聞きすると、一気にテンションが上がりませんか?
さらに、費用が比較的リーズナブルで、
「日本の中学校を卒業したらすぐに渡航できる!」という情報が出てくると、前のめりになって、その情報を提供している留学エージェントに連絡してみよう!ってなりますよね?
はい。見事に留学エージェントの「シナリオ通り」の行動パターンにハマりました(笑)。
別に皆さんが留学エージェントに問い合わせするのが悪いという話ではありませんよ。
よく立ち止まって考えてみて欲しいんですが、「物事は常に二面性がある」んです!
つまり、「良い面」もあれば「悪い面」もあります。
ポジティブな情報は、高校留学を考える「きっかけ」としては素晴らしい意味を持っていますし、僕も娘のエリンの高校留学のリアルを発信する際にもお伝えしていることです。
じゃあ、ネガティブな情報はどうなのでしょうか?
ネット上のある会社のHPに上げられている情報で、ネガティブな情報はどれくらいありますか?
客観的な視点、公平な視点で高校留学について語られていますか?
留学経験と社会人経験のある僕の感覚からすると、ネット情報は基本的に「内容が薄い」というか、「大袈裟」です。
僕も以前の仕事で、販促企画やマーケティング営業をしていたので分かりますが、HPはお金をかければ、いくらでも良く魅せることができるんです!
HPが綺麗で読みやすく、サービス内容も魅力的であれば、その会社が信用できるか?というと、それは別問題なんですね。
僕が数十社歩き回って分かったのは、留学エージェントには得意・不得意があるということです。ですが、それを上手く誤魔化します。
例えば、高校留学は「1年以上の長期留学」と、「半年未満の短期留学」という大きく2つの種類に分けられますが、留学エージェントが派遣実績としてPRしているのはどちらだと思いますか?
多くの会社は「それぞれを足した合計の数字」でPRしています。
それの何が問題かというと、エリンのように「卒業を目的とした3年間の留学がしたい!」と思っている人に相応しい会社は、当然「長期留学で派遣実績の多い会社」ですよね?
「派遣実績が年間100名以上あります!」と謳っている会社であっても、突っ込んで話を聞いてみると、「ほとんどが短期留学で、長期留学は10名程度」ということもよくあります。
確かに「嘘はついていない」んですが、マーケティングや営業のことを知らない人だと、言葉をそのまま鵜呑みにしてしまいますよね・・・。
他にも「奨学金がもらえます!」とPRしている留学エージェントもありますね。
これは「自社の割引サービス」のことであって、正確に言うと、奨学金ではありません。
例えば、留学エージェントに支払う手数料が100万円だとして、それを「50万円にします」と言う代わりに、「奨学金が50万円がもらえる!」と言っているだけなんですね。
段々と理解できてきましたか?
ネット上にある「表面的な情報」に踊らされないようにしないといけません。
他にもいくつか事例があるので、興味のある人は、以下の動画をご覧くださいね。
《関連動画》
ここまでの記事を読んでいただくと、留学エージェントと一言で言っても、それぞれ考え方からサポート内容、手数料にいたるまで、大きな違いがあることが何となく感じられると思います。
実は、高校留学では「学校選び」よりも「留学エージェント選び」の方が難しいんです。
僕のように留学経験があって、マーケティングや営業などのビジネス的な視点を持っている人であれば、ある程度は判断ができると思います。
けれども、大抵の人にとっては、右も左も分からない状態ですから、「留学エージェントのカウンセラーが丁寧に対応してくれるかどうか」や、「予算を超えない範囲でリーズナブルかどうか」くらいしか判断基準がないと思います。
ましてや、渡航後に学校や教育委員会の担当者と中高生の皆さん、そして親御さんとの間に立って、きちんとコミュニケーションできて、トラブル対応も上手くやってくれるかどうかなんて、分かるはずもありません。
エージェント選びの難しさについて、もう少し踏み込んだお話をしますね。
語弊を恐れずに言うと、エージェント選びを間違えると、自分の希望に合った学校に行けません。
もちろん、高校留学はできます。
けれども、選んだ学校が「自分に合ったものかどうか」については、留学エージェントの力量がモノを言うんですね!
どういうことかというと、さっきもお伝えした通り、留学エージェントには得意・不得意があります。
1年以上の長期留学を考えている人が、長期留学の派遣実績が少ない留学エージェントを選んだ場合、どうなるでしょうか?
紹介される学校(選択肢)は、相当限られてくるのが想像できますね。
カウンセラーはきっと「当社ではどこの学校でもご紹介できますよ!」と言うと思います。
ビジネスですから「できません」とは言いませんよね(笑)。
しかし、実際に提案する学校は、過去に派遣実績のある学校が中心になります。
理由は簡単で、実績がある学校の方が、現地の教育委員会などの担当者とのパイプがあるので、コミュニケーションがしやすい、つまり「楽」なんです。
それはそうですよね!
留学エージェントのカウンセラーの立場になれば分かると思いますが、全く取引をしたことがないと、信頼関係をゼロから築いていかなければなりません。
何かあった時のやり取りも、現地スタッフのことを知らない状態で行うわけですから、スムーズな問題解決ができない可能性があります。
そのリスクと労力をかけるくらいなら、過去に派遣実績があって、現地スタッフとコミュニケーションが図れる学校を紹介した方が効率的ですよね。
けれども、それってこれから高校留学する皆さんのメリットなのでしょうか?
「自分にピッタリの学校」が選びたいから、プロの留学エージェントを頼っているのに、自社の都合で紹介先を限定するのであれば、高い手数料を払う価値ってなくなりますよね・・・。
少し話はそれますが、これはコミュニケーションを図る上での「テクニックの1つ」でもあるので、知っておいた方が良いです。
「高校留学したい!」という気持ちがあって留学エージェントに相談している皆さんの気持ちは、僕も娘のエリンを高校留学させた親の立場として、本当によく理解できます。
でも、自分の希望を伝えることばかりに意識が集中してしまって、肝心な「相手のこと(留学エージェントのこと)を知る」ということを疎かにしてしまってはいけません。
僕が数十社の留学エージェントを訪問した時に、一番大事にしていたのは「この留学エージェントはどれくらいの知識・情報・実績を持ったエージェントなのか?」ということです。
そして、この後にもお伝えしますが、「目の前のカウンセラーはどういう考え方を持って、この仕事をしているのか?」といった姿勢を見抜くということです。
本当の意味で信頼関係が築けてこそ、未知の世界へ飛び込む子供たちを任せるにふさわりい留学エージェントということになると思っています。
話を元に戻しますね。
留学エージェントは、実績はもとより、サポート内容や手数料など、あらゆる面で違いがあります。
どこでも同じじゃないんですね!
エージェント選びを間違えた場合、「本当はもっと良い学校があったのに」ということにも繋がりますし、何か問題があった時に、対応にもたつく会社だと、高校留学の充実度に大きく影響します。
そうは言っても、僕のようにかなりマニアックに情報収集する余裕がある人は良いですが、皆さん忙しいのでなかなか深くリサーチするのは難しいですよね。
だからこそ、僕が知っていることをできる限り分かりやすく情報提供できたらと思っています。
個別の留学エージェントのことについては、公にはお伝えできない(営業妨害になる可能性がある)ので、エージェント選びで悩んでいる人は、ぜひ気軽にLINE@から相談してくださいね。
《関連動画》
誰でも留学エージェント選びに失敗したくないので、色々と調べて、「できるだけ評判の良い会社に問い合わせしたい」って考えると思います。
では、質問しますが、
「評判の良い会社」って何でしょうか?
口コミサイトで書かれている評価でしょうか?
それって、本当に信用できるものなのでしょうか?
何社か留学エージェントを訪問したことがあるという人であれば、何となく感じていることだと思いますが、
留学エージェントを選ぶ上で、最も難しいポイントは何かというと、「カウンセラーが正直に話してくれない」ということです。
正直に話してくれない以上、信用して良いかも分からない。
これが最大のハードルになります。
サポート内容や手数料を含めた留学費用のことは、HPや頂いた資料から理解できますが、前述の派遣実績や高校留学のネガティブ情報など、本当に私たちにとって必要な情報を正直に話してくれなければ、判断はできないですよね。
留学エージェント選びのために、数十社歩き回ったからこそ、僕もこの点については随分悩みました・・・。
評判の良い留学エージェントに共通した特徴があるとしたら、それは「正直であるかどうか」です。
「手数料が安い」とか、「サポート内容が充実している」なんていうのは、表面的な話なんですね。
ましてや、匿名の第三者が無責任に撒き散らしている口コミ情報なんて、信用するには足りません。(大事な進路を口コミサイトで選ぶようなものです・・・)
評判が良いというは、もっと突き詰めて言うと「人として(会社として)信頼できる」ということの証ですよね?
そのための条件は「正直であること」です。
じゃあ、「正直さ」を見分けるために、留学パパはどうしたのでしょうか?
その答えは、すべての留学エージェントで「同じ質問」をしたということです!
言葉で言うのは簡単ですが、「同じ質問」を数十回繰り返すというのは、相当の忍耐力が必要なんですよ(笑)。
自分が知っていることであっても、あえて語らず、それぞれのカウンセラーがどう答えるのかを冷静に聞く。
今だから言いますが、ちょっと頭がおかしくなりそうになりました・・・。
(イライラ感も半端なかったです。)
でも、これを頑張って続けたことで、新たな発見をすることもできました!
それは、「同じ質問」を繰り返すことで、各社やカウンセラーのレベルが見分けられるようになりました。
「留学パパがどんな質問をしたか」気になりますよね?
いくつかご紹介するので、しっかりとメモしてくださいね。
●数ある留学エージェントの中で、私が御社を選ぶメリットは何ですか?
→現地サポート・24時間対応などは、メリットではない。
●長期留学の派遣実績は、「毎年」どの国に何人でしょうか?
→年間50名以下であれば、あまり長期留学は得意ではない。(100名以上が望ましい。)
●お金を余分に払ってでもお願いした方が良い、絶対に必要なサポートは何ですか?逆に、なくても困らないサポートは?
→この時、やたらと「自社の強み」について話してくる場合は要注意。
●御社で派遣実績のない高校をご紹介いただく可能性はありますか?
→もしそうだとしたら、「何を根拠に」私(私の子供)にその学校がピッタリだと思うのですか?
●(手数料が30万円以上する会社の場合)他社と比べてとても手数料が高いみたいですが、同じことをお願いするのに、なぜこんなに差があるのですか?
→「サービスの質」ばかりをPRしてくる場合は要注意!本来は管理費が高いというのが「正直な」答えのはず。
ポイントは何かというと「正直に話してくれるかどうか」です。
もちろん、彼らも営業ですから、嘘や大袈裟なことは言えます。
だから、最初にこう伝えておきましょう!
「御社以外にも色々とエージェントさんのカウンセリングを受けています。長いお付き合いになるので、正直に話してくださるかどうか?が、重要なポイントだと思っています。今までお話させていた会社の担当者で、ごまかす方がいたので、少し気になってるんです。」
皆さんが相談する相手は、カウンセラーであると同時に、営業や接客の「プロ」です。
どの人も悪意はないと思いますが、ビジネスである以上、「自社にメリットにならないことは伝えない」ものです。
その中で「正直に話してくれる人」を探すのは難しいですよね。
ここでお伝えしたことをヒントにして、決して前のめりになり過ぎず、冷静に自分の目で見極めて欲しいと思います。
《関連動画》
ここまで留学エージェント選びについて、様々なヒントをお伝えしてきました。
きっと、皆さんが「これが基準だ」と思っていたものと、少し角度が違ったのではないでしょうか?(笑)
LINE@で質問をいただくことが多いテーマなんですが、ほとんどの人は手数料を含めた見積書が妥当なものなのかどうか?や、おすすめされた学校の是非について疑問や不安を感じられています。
それも間違いではないですし、解決しなければならない問題だとは思います。
しかし、今回の記事でお伝えしたいことは、
留学エージェントを数十社歩き回った留学パパが、何を最も大切にして「長いお付き合い」をする会社を選んだか?です。
さっきもお伝えした「正直さ」の先にあるものです。
高校留学は「商品」でも「サービス」でもありません。
「教育環境」です。
お付き合いしたい相手は「モノ売り」の得意な人ではなく、「教育者」として、自分や自分の子供の将来を一緒に考えてくれる人です。
あえて少し厳しい言い方をしますが、ほとんどの留学エージェントのカウンセラーは、「教育者」ではなく、「商品」や「サービス」を上手に売る人という印象が強かったです。
なぜそう思ったか?
これは留学エージェントで働いているスタッフの方々にも声を大にしてお伝えしたいことなんですが、
傾聴力がない人が多いんです。
言い換えると、「人の話を真剣に聞かず、自分の言いたいことだけを伝える」という人が圧倒的なんですね・・・。
考えてみてください。
自分や自分の子供にとってみたら、高校留学は人生の中で大切な「進路選択」ですよね?
進路を選ぶということは、「自分が何が得意で、何が苦手か、どんなことに興味を持っていて、何に困っているか」を知るところからスタートです。
親子での対話でも、進路を選ぶ前に「将来何がしたいのか?」や「人生をどう生きていきたいのか?」をたくさん話して、今の学力なども考慮しながら現実的な方向性を考えていきます。
なぜ高校留学という大事な選択肢の話をするのに、いきなり「アメリカでおすすめのエリアは・・・」とか、「当社では現地サポートが・・・」みたいな話が中心になるのでしょうか?
それって、一般的な「旅行代理店」のような立ち位置ですよね?
海外旅行であれば、「この場所がおすすめです」とか、「費用はいくらです」みたいな話が大事ですし、その旅行代理店の「強み(PRポイント)」も最初に聞くべき内容でしょう。
でも、今回の話は、人生を左右する「進路選択」です。
私たちのことをに対して、まるで家族のように寄り添ってくれる姿勢、つまり、人の話を心から受け止めて聴く(傾聴する)力のない人は、もはやカウンセラーとは呼べないんじゃないかと思っています。
僕や娘のエリンがお世話になった留学エージェントさんは、何よりもこの点に優れていたんですね!
以下の動画では、「留学エージェント選びの判断基準を持つためのヒント」について、別の角度からお話していますので、ぜひご覧ください。
《関連動画》
このブログを読んでくれている皆さんが、どんな基準で留学エージェントを選ぶのかや、どんな人と長いお付き合いをしたいと思っているのかは分かりません。
しかし、これまでの経験上、はっきりと言えるのは、正直に話してくれない会社や、傾聴力のないカウンセラーでは、皆さんが留学先として選ぶ学校も変わりますし、実際に留学スタートしてから、何かあった時の対応力にも不安が残ります。
大人とは違って、未成年者の留学ですから、情熱と信念を持って、「共に歩んでくれる」会社やカウンセラーにお世話になりたいですよね!
「エージェント選びで壁にぶつかっている」という人は、ぜひ遠慮なくLINE@からご相談くださいね。
40社以上をリサーチして、数十社の留学エージェントを実際に歩き回った留学パパが、親であり「教育者」としての視点で、真剣にアドバイスさせていただきます。
《関連記事》