カナダの高校留学がなぜ最も人気があるの?5つの理由を教えます!

高校留学でカナダが人気のある5つの理由

この記事を書いた「留学パパ」はこんな人

留学パパはこんな人です!

留学娘のエリンは、高校留学先としてカナダを選択しました。

留学パパはアメリカの大学を卒業しているので、

「なぜアメリカを選ばなかったんですか?」とか、「他の国にしなかった理由は何ですか?」という質問も時々いただきます。

どの国もとっても魅力的で、行けるのであれば、どれも経験してみたい(させてみたい)という思いはありました。

各国の特長については、別の記事で詳しくお伝えするので参考にしてもらいたいんですが、

簡単に、「なぜエリンはカナダ以外の国を選ばなかったのか?」ということについて、

YouTube動画でお話しているので、興味のある人はぜひご覧ください。

高校留学でカナダ以外の国を選ばなかった理由

 

さて、今回の記事の本題になりますが、

今、日本の中高生で「高校留学したい!」という人の多くが、カナダを留学先として選んでいます。

では、なぜカナダが最も人気がある国なのでしょうか?

留学パパに寄せられる様々な声と、留学エージェントから聞いた情報をもとに、

「カナダが高校留学先として人気がある5つの理由」について、整理してお伝えしたいと思います。

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理由① カナダの英語が綺麗って本当? 日本人が学ぶ英語としては最も自然で理解しやすい発音が学べる。

時々、「カナダの発音は綺麗」というのを聞くことがあると思います。

同じ英語なのに、カナダ人が話す英語が綺麗というのは、どういうことなのでしょうか?

最初に、少し英語の発音についてお話しますね。

このブログを読んでいるほとんどの人が、日本で生まれ育って、小学校や中学校の授業、又は英語教室や塾で「英語を学んできた」人だと思います。

あまり意識していないかも知れませんが、日本の英語教育で採用されている発音は、アメリカの標準的な英語を基本としています。

単語の横に書いてある「発音記号」って見たことがありますよね?

これはアメリカ英語が中心で、単語によってはイギリス英語の発音表記が併記されています。

学校の教科書の音声や、試験で流れる音声は、アメリカ英語が最も多く、時々、イギリス英語も混ざる感じですね。

(もちろん、内容や登場人物によって、多国籍な発音も出てきます)

では、カナダ英語の発音って、どうなのでしょうか?

実は、カナダ英語は、アメリカの標準的な英語に最も近く、アメリカ英語よりもクリアな発音をするため、日本人の私たちにとっては、「教科書通り」であり、とても聞き取りやすい英語なんですね。

だから、「綺麗」と感じるのは、「馴染みがあるから」とも言えます。

しかも、カナダという国はアメリカと違って、場所による訛り(方言)やスピードの違いが大きくないため、どの地域に留学したとしても、英語習得においてストレスを感じにくいんですね。

(ちなみに、アメリカ人は早口で、アクセントの癖については、地域差が本当に大きいので、アメリカの大学を卒業している僕でさえ、理解できないことが多いです・・・)

その他の国(イギリス・ニュージーランド・オーストラリア等)の発音も、同じ言語なので基本は一緒ですが、馴染みのない音(音の変化)や、イントネーションの違いがあるので、慣れるのには相当時間がかかる場合もあります。

日本語で言うところの「方言」と考えると分かりやすいですね。

ただでさえ英語力に不安がある中高生の皆さんにとっては、少しでも馴染みがあって聞き取りやすく、誰にでも理解しやすい標準的な発音が学べる環境というのは、留学先を選ぶ上では、とてもモチベーションも上がる選択肢になると思います。

但し、時代は大きく変化しています。

世界を見渡すと、今やネイティブ(英語を母国語として話す人)の数より、ノンネイティブ(英語を母国語としない人)の数の方が多い時代になりました。

日本語訛りの英語や、他の国のアクセントが混ざった英語を話していたとしても、全く気にすることはありません。

発音よりも、自分が何を伝えたいのか?という内容が一番大切なので、堂々と表現して欲しいですね!

 

 

理由② カナダは最も安く高校留学できる!? 公立高校も選べて、コスパが高い!

高校留学を考える人が最も気になる部分として「留学にかかる費用」がありますね。

僕は親の立場ですから、「一体、高校留学っていくらかかるの?」というのは、大きな関心事でした。

「留学はさせてあげたいけど、費用が高過ぎたら無理なので、できる限り安く、コスパの良い留学先を選びたい」と考える気持ちは、痛いほど理解できます。

様々なリサーチをする中で、数年前までのデータでは、最もコスパが良い国はニュージーランドだったんですね!

ニュージーランドの公立高校への留学は、今でもリーズナブルなんですが、最近では少し学費や滞在費が値上がりしています。

そして、現時点では、カナダが最も安く高校留学できる国になっています。

州や学区によって差はありますが、学費・滞在費はもちろん、航空券代・保険代などの諸費用を含めて、年間200万円以下で留学できる学校もあります。

参考になるYouTube動画もアップしているので、ぜひご覧ください。

 

最も費用を安く高校留学(長期留学)できる国を調べました!

 

もちろん、費用だけで留学する国を決めるというわけではないと思います。

しかし、日本国内のどの高校へ通うよりも、圧倒的に費用がかかるのが高校留学です。

現実的なことも考慮しながら、「その中でベストを探す」という視点で考える人が多いのもうなづけますよね。

 

 

理由③ カナダは教育水準が高い!卒業後の進路も幅広く選べる。

日本の高校であれば、偏差値があるので何となくその学校のレベルが分かりますよね。

でも、海外の高校の場合、そういった情報は、一部の私立高校を除くと、ほとんど得られません。(そもそも偏差値がないんですね。)

となると、留学する高校を選ぶ時、その学校はどのくらいの学力が必要で、入学した後の勉強内容や、卒業後の進路にどう影響があるのか?など、気になりますよね?

カナダが留学先として人気がある理由の1つが「教育水準の高さ」なんですが、何を根拠に「教育水準が高い」と言うのでしょうか?

そして、大学進学を含めた、卒業後の進路に有利な理由って何なのでしょうか?

その点について、お話したいと思います。

まず、教育水準の高さを表す指標の1つが、国や州によって定められている教育カリキュラムです。

例えば、高校生で学ぶべき科目についてですが、大きくは必修科目と選択科目の2つに分かれます。

必修科目は、英語(現地では国語)、数学、社会、理科、体育が中心で、選択科目は州や学校によって様々です。

高校を卒業するために、どの科目をどんな内容で学び、どれくらいの評価でクリアすれば単位認定するのか?という基準が定められています。

この基準の高さと、厳格にそれを守った教育が行われていることが、指標として重要になってきます。

カナダの場合は、この基準が高いんですね!

州単位で基準に則ったカリキュラムを作って各学校で授業が行われ、その内容に合わせた統一試験があったり、学力評価が行われます。

州や学区のHPをチェックしてみると、具体的なカリキュラムの内容が閲覧できます。

そして、学校単位で、どれくらいの生徒が、どんなパフォーマンスをしているのか?というデータをSchool Performanceとして公表しているサイトもあります。

Fraser Instituteが公表している「カナダの高校の評価データ」

 

気になる学校を選択して内容を見てみると、統計データのような形で、様々な角度から学校の評価が分かります。

例えば、何%の生徒が所定の期間(通常は3年)で卒業をしているのか?などの数値があったり、

統一試験の結果と学校独自の試験のスコアとの差異を表しているような項目があったりします。

学校選びの参考にもなりますね!

公立高校であれば、地域に住む高校生は誰でも入学できますが、卒業は簡単ではないんですよね・・・。

日本の高校のように、「テストの点が良ければ単位をもらえる」とか、「学校に通っていれば、あまり積極的に授業に関わらなくても単位がもらえる」という環境とは違って、本当の意味での学力を評価する教育システムなんですね。

そしてもう1つ重要なことなんですが、「高校卒業資格を与えるための基準が高い」ということは、卒業後の進路にも大きく影響します。

高校で一定以上の成績を修めて卒業するということは、大学や専門学校などへ進学する時に、とっても重要なパスポートになるんですね。

それはカナダ国内だけの話ではなくて、カナダ以外の国の大学へ進学したい場合も同じです。

カナダの高校を卒業して、日本に帰国して、帰国生入試を受けて大学進学する人もいますし、アメリカやその他の国の大学を目指す人もいます。

今の段階では、「まだ卒業後の進路は決まっていない」という人も多いと思いますが、どんな方向性になっても良いように、世界中から高い評価を受けているエリアの高校を卒業しているというのは、進路選択の幅を広くできるので、メリットがありますよね!

 

 

理由④ 英語力や学力に不安があっても入学できる!カナダは留学生の受け入れに積極的な学校が多い!

教育水準が高いとなると、自分の英語力や学力でついていけるんだろうか・・・と不安になりますよね。

カナダを留学先に選ぶ人の大きな理由として、留学生向けの英語コース(ELL)の充実があります。

留学生を受け入れている学校は、全生徒数の1割程度が留学生という学校も少なくありません。

そうなると、英語のできない生徒ばかりになると、正規授業に影響が出てしまいます。(現地生徒にとってマイナスですよね)

なので、留学生の英語力UPについては、州ごとに基準を設けて、レベル分けしたクラスの中でしっかりとした英語力を身につけられるように工夫されています。

英語コースの詳しい説明は、別の記事で紹介しますが、一番重要なポイントとしては、このELLを取りながら正規授業が同時に受けられるということです。

これがカナダ留学を希望する人が多い大きな理由の1つになっています。

いくら英語力が不足していると言っても、ELLが修了するまで正規授業が受けられないとなると不安になりますよね。

実際にオーストラリアでは、留学生向けの英語コースを修了しないと正規授業は受けられません。

場合によっては、卒業が1年遅れるということだってあるんですね。

英語力不足はELLで補いながら、現地の生徒と同じように授業を受けて、友達作りもできる。

これは皆さんにとっては大きなメリットですよね!

そして、もう1点、よく相談されることなんですが、「今、日本で通っている学校の成績が悪いんですけど、高校留学できますか?」という内容です。

これは、中学生の今から高校留学するために何をしたら良いの?という記事の中でも触れましたが、理想を言えば「評定平均で3以上」は欲しいところです。

しかし、3未満であっても、カナダの場合は入学を受け入れてくれる高校があります。

「だから勉強はサボっていても大丈夫」という話じゃないですよ!やるべきことは一生懸命やってくださいね(笑)

選択肢は少なくなりますが、今の成績が悪いからと言って、高校留学を諦める必要はありません。

自分の目標とか、留学する目的を明確に持って努力できる人であれば、学力に関係なくチャレンジできるんですね!

 

 

理由⑤ カナダは治安も環境も良い!「世界で最も住みやすい都市」トップ10に3都市がランクイン!

カナダが高校留学先として人気のある理由の最後になります。

一言で言うと「住みやすさ」に尽きると思います。

ただ、「住みやすさ」の定義って、色々とありますよね。

参考になるのは、世界的に有名な経済誌「エコノミスト」という雑誌で、その中で毎年のように「世界で最も住みやすい都市ランキング」が発表されています。

Global Liveability Indexと呼ばれるものですが、世界の主要都市(140の都市)をどのような基準で評価してるか?を見てみると、

安定性:犯罪などの治安面

ヘルスケア:医療体制と医療機関の充実度

文化、環境:環境衛生(公衆衛生)や芸術・エンターテーメントなどへのアクセス

教育:教育機関・教育システムの品質

インフラ:電気、水道などの基本的な住環境の設備・道路や公共交通機関の整備や利便性

といったものを指標として、「住みやすさ」を測っています。

このGlobal Liveability Indexは毎年発表されていますが、最新の2019年度でも、カナダは3つの都市がトップ10にランクインしています。

5位 カルガリー

6位 バンクーバー

7位 トロント

これらの都市は、毎年のようにランクインしていますから、世界中の人から見て、とても「住みやすい場所」として認知されているということですね!

高校留学を希望している中高生の皆さんもそうですが、やっぱり僕を含めた親の立場で考えてみても、可愛い我が子を誰も知らない海外へ送り出そうとする時、その環境の良さ・住みやすさというのは、とっても重要なポイントになります。

特に治安面での不安がある場所へは行かせたくないと思うものです。

カナダという国は、留学生だけでなく、留学生を応援する親にとっても安心な国ということなんですね。

 

 

まとめ:カナダは環境面、英語力の点で選びやすい!

高校留学先を決めるためのポイントはいくつもありますが、どの国が自分に合っているのか?というのは、最初はなかなか判断しにくいと思います。

留学する本人の希望ももちろんですが、ご両親の不安や心配も考慮しなければいけませんよね。

総合的に考えて選ぶということが大事になりますが、カナダについて言うと、とてもバランスの良い国だと言えると思います。

もし、「情報の整理がなかなかできなくて、まだ迷っている」という人がいれば、ぜひ気軽にLINE@から相談してもらえたら、可能な限りの情報提供とアドバイスをさせてもらいますね!

遠慮なく相談してください。

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最後に、留学娘のエリンがなぜカナダを最終的に選んだのか?

そのポイントについて、簡単にまとめたYouTube動画がありますので、

参考に見ていただけたらと思います。

カナダを高校留学先として選んだ理由は?

 

 

 

 

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