前回、「あまり英語のことは気にしていなかった」とお話した通り、留学前は学校の英語の授業以外に、特別な勉強はしていませんでした。
ですが、あるきっかけで、「パソコンのタイピング」については、中学生になった頃から練習を始めました。
通っていた塾の先生から、「今は役に立たなくても、今後は必ず役に立つから」と言われてスタートしました。
あまり勉強という意識がなく、素直に楽しみながらタイピング練習をしていたので、全く苦になることはありませんでした。
でも、正直、当時は「こんなの全く役に立たないのでは?」と思っていました(笑)。
しかし、留学をスタートして少し経った頃、ふと、「ひょっとしてタイピングって、英語のスペルを覚えるのに役に立つのでは?」と思い始めました。
もともと日本にいた頃は、英単語をひたすらノートに書いて覚えるのが大っ嫌いだったので、テストの結果も悪く、全く身に付かなかったんですね。
でも、タイピング練習を始めるようになってからは、以前よりも単語のスペルを覚えるのが楽になりました。
きっと、頭で覚えるというよりは、タイピングする時の「指の感覚」で覚えているからだと気づいたのです。
たまたま自分に合った方法だったのかも知れませんが、よく「体で覚えろ」と、運動などでも言われるように、単に「記号としての単語」を覚えるのではなく、その言葉の発音だったり、指で覚えている感覚だったりが、英語の学習にも応用できるんじゃないかと思います。
いずれにしても、タイピング練習をしていたことで、留学中に学校から出される課題やレポートなども、時間をかけずにできるというのは、本当に便利なので、やっていて良かったなあと思います。
ぜひ、参考にしてもらえたら嬉しいです。