高校留学の費用は1年間でいくら?カナダ・NZ公立高校の内訳と支払いの流れ

1年間の留学費用 全部見せます!

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高校留学って、結局1年間でいくらかかるの?

円安の今、本当にうちの家計で大丈夫?

高校留学を本気で考え始めた親御さんが、最初にぶつかる壁ですよね。

ネットで調べると「年間300万円」「500万円以上」と、いろいろな数字が出てきます。でも、その数字に何が含まれていて、何が含まれていないのかまで書いてあるものは、意外と少ないんです。

この記事では、カナダとニュージーランドの公立高校に1年間(10か月)留学する場合の費用を、項目ごとに分けてお見せします。カナダの数字は、FED Study Abroadが各教育委員会に直接問い合わせて確認した、2026-2027年度のものです。

まず知っておきたい:費用は「4つのかたまり」に分けて考える

留学の費用は、大きく次の4つに分かれます。

かたまり中身誰に払う?
① 学校と滞在先申請料・授業料・滞在費(ホームステイ)学校・教育委員会
② 学校の諸経費現地の医療保険・空港送迎・後見人費・滞在手配料・制服や文具・選択科目やクラブ活動費など学校・教育委員会
③ 渡航の準備ビザ申請・航空券・海外旅行保険各国政府・航空会社・保険会社
④ 現地での生活お小遣い(交通費・通信費を含む)ご家庭からお子さんへ
+ エージェントサポート費用(手続き・カウンセリング・留学中の相談など)エージェント

「留学費用〇〇万円」と書いてあるとき、多くは①だけの数字です。②〜④を足すと、実際の総額はもう少し大きくなります。

① 学校と滞在先:同じカナダの公立でも、年間100万円以上の差がある

いちばん大きいのが、学校と滞在先に払う費用です。ここで一つ聞いてみたいと思います。同じカナダの公立高校なら、どこでも費用は同じだと思いますか?

実は、まったく違うんです。カナダの公立高校は、教育委員会(学区)ごとに料金を決めています。FED Study Abroadが各教育委員会に直接確認した2026-2027年度の数字で見ると、こうなります。

カナダの公立高校(2026-2027年度・1年間)

地域学区に必ず払う費用の合計(1年間)日本円の目安
マニトバ州の学区C$23,300〜24,670約266万〜281万円
BC州の学区C$29,450〜35,050約336万〜400万円

「学区に必ず払う費用」は、各教育委員会が決めている入学金・授業料・滞在費(10か月)・現地の医療保険などの合計です。実際に払うことになる、最低限の金額だと考えてください。滞在手配料・カストディアン(後見人)費・空港送迎がこの中に入っているかどうかは、学区によって違います。

たとえばマニトバ州の学区では、滞在手配料・カストディアン費・空港送迎が上の合計の中に含まれていて、追加の費用はかかりません。BC州などの多くの学区では、これらがそれぞれ料金として上乗せされているので、ここもマニトバ州の費用が抑えられる理由の一つです。

どうでしょう? 同じカナダの公立でも、地域によって年間100万円以上の差があるんです。費用をできるだけ抑えたいなら、マニトバ州が候補に上がるのは、こういう理由なんですね。

ニュージーランドの公立高校(1年間・10か月)

ニュージーランドは、申請料・授業料・滞在費の3つで、学校によって次のくらいの幅があります。

申請料授業料滞在費(10か月)合計(日本円の目安)
下限の例NZ$2,000NZ$18,000NZ$15,860約326万円
上限の例NZ$2,750NZ$25,000NZ$19,350約429万円

日本円は、1カナダドル=114円、1ニュージーランドドル=91円(2026年6月時点)で計算した概算です。実際には、お支払いのときの為替レートが使われます。学校の料金改定や、夏(7〜8月など)の追加料金が出ることもあります。

国や地域の選び方は「円安や物価高で高校留学の費用が足りないと感じたときに、諦める前に見直したい3つのこと」でも書いています。

費用だけでなく、学び方や守られ方、気候や時差まで含めてカナダとニュージーランドを比べたい方は、「高校留学はカナダ?ニュージーランド?迷ったときに比べたい6つの違い(BC州・マニトバ州・NZ)」をご覧ください。

② 学校の諸経費:医療保険や送迎、選択科目など

①とは別に、学区や学校が決めている費用があります。

  • 現地の医療保険
  • 空港送迎
  • 後見人(カストディアン)費
  • 滞在手配料
  • 制服・文具代
  • 選択科目やクラブ活動の費用

カナダの場合、医療保険・空港送迎・カストディアン費・滞在手配料が上の表の「学区に払う合計」に入っているかどうかは、学区によって違います(マニトバ州の学区は、医療保険も含めてすべて合計に入っています)。入っていないものは、別にかかります。ニュージーランドの場合は、3項目とは別に、これらを全部合わせて年間でおよそ数万〜40万円です。幅が大きいのは、学校ごとに中身が違うことに加えて、選択科目や課外活動をどれくらいするかで変わるからなんですね。部活動やアカデミー(専門コース)に力を入れたい子は、ここが多めになります。

③ 渡航の準備:ビザ・航空券・保険

  • ビザ申請:国によって違いますが、FED Study Abroadでは実費で10万円くらいを目安にお伝えしています
  • 航空券:時期や燃油サーチャージで大きく変わるので、一律の金額は出せません。早めに計画するほど選択肢は広がります
  • 保険:学校や教育委員会で加入が決まっている現地の保険と、日本の保険会社で入る海外旅行保険があります。どちらも学校やプランによって金額が違います

④ 現地での生活:お小遣いは月3万〜5万円が目安

では、子どもに毎月いくら渡せばいいのか? これも、よく聞かれる質問です。

人によって違いますが、これまで見てきた感覚では、月3万〜5万円(現地の交通費や通信費を含む)くらいの子が多いです。ちなみにエリンは、月3万円くらいでした。

10か月だと、30万〜50万円ですね。

金額を抑えたいなら、エリンが話していたことが参考になります。現地の高校生は、家でテレビを見たり、公園でおしゃべりしたり、ジムに行ったりと、お金を使わない遊び方が多いんだそうです。そういう友達と過ごすほど、お金をかけずに英語で話す時間が増えて、英語も伸びたと言っていました。

親子で「月の上限」を決めておいて、足りなくなったら「なぜ必要なのか」を本人が親に説明する。そんなルールにしておくのもおすすめですよ。

エージェントの費用は「金額」と「中身」で見る

最後が、エージェントのサポート費用です。ここは、金額だけで比べないでほしいところです。

ご相談の中で、こんな不安を本当によく聞きます。

今問い合わせている会社は、本当に最後まで責任を持って対応してくれるんだろうか?

うちの子に、ちゃんと寄り添ってくれるんだろうか?

実際、契約したあとに「思っていた対応と違った」と不満を漏らす方も、少なくありません。だからこそ、見てほしいのは次の3つです。

  • その費用に、何が含まれているか(手続きだけか、留学中・帰国後の相談まで入っているか)
  • 1回きりなのか、毎年の更新費用がかかるのか
  • 学費の支払いに、為替の上乗せがないか(実際のレートに数%上乗せした独自レートで請求されることも少なくありません)
  • 厳しい現実も含めて、正直に話してくれるか

参考までに、FED Study Abroadのサポート費用は次のとおりです。お支払いは最初の1回だけです。

留学期間サポート費用(税込)
1年未満275,000円
1年以上2年未満330,000円
2年以上3年未満385,000円

毎年の更新費用はかかりません。「2年目、3年目も毎年払うの?」とよく聞かれますが、留学期間に合わせて最初に一度お支払いいただいたら、それで終わりです。

この中には、手続きだけでなく、お子さんと保護者それぞれのカウンセリング、渡航中から帰国までの相談、オンライン準備セミナー、親の会への招待などが入っています。学費の支払いでは、為替の上乗せは一切いただきません。

エージェント選びで迷ったら「高校留学エージェント選びの基礎知識|失敗しないために親が知っておきたいポイント」も読んでみてください。

留学エージェントをお探しの方へ「FED Study Abroad」のご紹介

全部足すと、1年間でいくら?

では、ここまでの数字を足してみましょう。航空券と保険は金額が決められないので、それ以外の合計です。

①学校と滞在先(+②の一部)③ビザ④お小遣い(10か月)サポート費用合計(航空券・保険を除く)
カナダ・マニトバ州の学区の例約266万円約10万円30万円(月3万円)27.5万円約334万円
カナダ・BC州の学区の例約400万円約10万円50万円(月5万円)27.5万円約488万円
NZ・下限の例約326万円+諸経費約10万円30万円(月3万円)27.5万円約394万〜434万円
NZ・上限の例約429万円+諸経費約10万円50万円(月5万円)27.5万円約517万〜557万円

合計は、表の数字を足して、1万円未満を四捨五入しています。カナダは、費用の安い学区にお小遣い月3万円、高い学区にお小遣い月5万円を組み合わせた例です。このほかに、制服や選択科目・クラブ活動の費用がかかります。

どうでしょう? 想像していた数字と比べて、高かったですか? それとも「思ったより現実的かも」と感じましたか?

いつ、何を払うのか? 支払いの流れ

もう一つ大事なのが、お金が出ていくタイミングです。一度に全部払うわけではありません。

  1. エージェントと契約し、サポート費用を払う
  2. 学校を決めて出願する(申請料を払う)
  3. 合格通知が届いたら、学費と諸経費を学校に送金する
  4. ビザの申請、航空券の予約、海外旅行保険の契約をする
  5. 出発。現地では、毎月のお小遣いを送る

学費は海外送金になります。FED Study Abroadでは、請求書を作るときの実際のレートで代行して支払う方法(事務手数料22,000円)と、ご家庭から学校へ直接振り込む方法(手数料0円)を選べます。

費用は「出費」ではなく「投資」と考えてみる

ここまで数字を並べてきましたが、最後に一つだけ、僕の考えをお伝えさせてください。

「30万円なら行かせるけど、300万円なら行かせない」。もしそう感じるなら、留学を「消費」として見ているのかもしれません。僕は、留学の費用は「出費」ではなく、お子さんの経験への「投資」だと思っています。大学は20歳を過ぎても行けます。でも、16歳の感性で世界を見るチャンスは、戻ってきません。

だからといって、無理をしてほしいわけではありません。大切なのは、先に予算の上限を決めて、そこから国・期間・学区を逆算すること。そして、予算だけを理由に、留学の目的を曲げないことです。

期間を短くする、国を変える、教育ローンを使う、といった見直し方は「高校留学の費用と大学進学、両立できる?親がまず考えたい3つのステップ」で書いています。

まとめ:総額は「4つのかたまり+エージェント費用」で考える

  • 「留学費用〇〇万円」の多くは、学校と滞在先の3項目だけの数字
  • カナダ・NZの公立1年なら、航空券・保険を除いて約334万〜557万円が目安。同じカナダでも地域によって年間100万円以上違う
  • 費用の差が出るのは、地域・学校と、選択科目や課外活動、お小遣いの設定
  • エージェント費用は、金額だけでなく「何が含まれているか」「毎年の更新費用があるか」「為替の上乗せがないか」で見る
  • 先に予算の上限を決めて、国・期間・学区を逆算する

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