この記事を書いた「留学パパ」はこんな人です。

もし行かせてみて、後悔することになったらどうしよう…
行ってから「こんなはずじゃなかった」と思ったら、取り返しがつかない。
人は誰でも、できることなら失敗したくないと思うものです。
そう思うからこそ努力ができるし、結果として成長もできます。
でも、未成年での海外留学となると、どれだけ情報を集めても
「それでも、後悔したらどうしよう」
という気持ちは、なかなか消えないですよね。
先に、結論をお伝えしますね。
僕は、留学経験者や保護者の方と対話してきて、「留学するんじゃなかった」「留学させるべきじゃなかった」と口にした人に、一人も出会ったことがありません。
途中で帰国せざるを得なかった人でも、同じです。
後悔が生まれるのは、「行ったこと」からではありません。
「本当は興味があったのに、行動しなかったこと」からなんです。

「行くんじゃなかった」と言った人に、僕は会ったことがない
これは、きれいごとではありません。
中高生のうちに、ある程度の長い期間、言葉も不自由な中で、親元を離れて、誰一人友達もいない場所に飛び込んでいく。
その経験に、デメリットは一つもないと、僕は思っています。
ただし、ここで大事なのは、
「結果の良し悪し」と「その経験の価値」は、イコールではないということです。
思ったような結果が出なかったとしても、その経験の意味は、5年後や10年後に分かることもたくさんあります。
とはいえ、「そうは言っても、どんなことで後悔しそうなのかは知っておきたい」という気持ちも、よく分かります。
そこで、留学したことのない人がよく想像する「後悔」を、正直に5つ並べてみますね。
留学したことのない人が想像する「5つの後悔」
① 日本の学校生活を、十分に楽しめないのでは?
文化祭や体育祭、部活動や修学旅行、卒業式。
中高生にとっていちばん楽しみなイベントを、仲の良かった友達と一緒に経験できない寂しさです。
「青春イベント」に強く憧れていた人ほど、あとから寂しさを感じやすいんですね。
② 英語力や学力が、思ったほど伸びないのでは?
1年でも3年でも、自分が期待したほど伸びなかったと感じたとき、「そこまでして留学する価値はあったのかな」と思う気持ちが湧いてくることがあります。
③ 帰国後に、日本の大学受験に遅れるのでは?
1年ほどの留学では受験対策が遅れるだけ、と不安に感じる人がいます。
学年を一つ下げる人もいるので、「同級生と一緒がいい」と強く思っている人にとっては、つらく感じることもあります。
④ 人間関係の壁にぶつかって、留学生活を満喫できないのでは?
ホストファミリーやクラスメイトとうまくいかず、孤独を感じたり、思っていたほど深い友情が築けなかったりしたときの無力感です。
⑤ 日本の生活や社会と、距離を感じるようになるのでは?
いろいろな価値観に触れて、自分の考えをはっきり持つようになるので、帰国後に「自分だけ周りと考え方が違う」「話が合わない」と感じることがあります。
いわゆる「逆カルチャーショック」です。
どうでしょうか?
「自分も同じように後悔するかも」と思いましたか?
それとも、「それを分かったうえで、前に進もう」と思えましたか?
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同じ出来事を、「後悔」にするか「成長のネタ」にするかは自分
実は、この5つ。
留学を経験した人たちは、どれについても「全部いい経験だったし、成長につながった」と受け止めているんです。
「でも、それって個人の感じ方でしょう?」
そう思いましたか?
その通りです(笑)
自分の人生に起きる出来事に意味をつけているのは、自分自身です。
期待どおりにいかなかった出来事を、「後悔する理由」にするのか、「成長できたネタ」にするのか。
それを決めるのは、一人ひとりなんです。
エリンは、何度泣いても「帰りたい」とは言わなかった
娘のエリンは、カナダの高校で過ごした3年間で、何度も泣きました。
言葉が通じない、友達ができない、課題がうまくいかない。
それでも、「日本に帰りたい」とは一度も言いませんでした。
つらい出来事がなかったわけではありません。
でもエリンは、それを「行かなきゃよかった」の理由にはしなかったんです。
「後悔しない」の裏には、2つの覚悟がある。
自分で決めた道を進む情熱と、
どんな結果になっても受け入れる覚悟。
留学を決めた人たちは、自分の選択の結果を、他人や環境のせいにしません。
少なくとも、そういう意志を持って、自分が納得できる受け止め方をしています。
だから僕は、さっきの5つに、あえて「答え」を用意していません。
その出来事に出会ったとしても、それを問題だとまったく思っていないからです。
問題だと思っていないことを、後悔することはありませんよね。
本当の後悔は、「やらなかった後悔」
では、後悔とは何なのか。
僕は、こう考えています。
後悔とは、「自分を変えよう」「可能性を広げよう」という意志を持たなかったこと。
あるいは、意志はあったのに、行動しなかったこと。
少し大げさな質問をしますね。
人生の最後の瞬間に、
「やった後悔」と「やらなかった後悔」。
どちらが、自分にとって大きな意味を持つと思いますか?
心から納得して決めたチャレンジなら、どんな結果になっても、決して後悔はしない。
僕は、そう信じています。
だからこそ、失敗や期待外れを必要以上に怖がって、
「本当は興味があったのに、どうして留学しなかったんだろう」
と、あとで振り返ることだけは、避けてほしいんです。
もちろん、考えた末に「今は行かない」と決めるのも、立派な選択です。
大切なのは、自分で考えて、自分で決めたかどうか。それだけです。
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出発前につぶしておきたい「後悔の種」3つ
「行ったこと」を後悔する人はいなくても、
「もっとこうしておけばよかった」と思うことは、あります。
その多くは、理想と現実のギャップに、心が追いつかなかったときに生まれます。
だから、準備で大事なのは「完璧にすること」ではなく、「確かめておくこと」です。
現地ではこんな苦労がある、最初はこのくらい言葉が通じない、と現実を知っておけば、壁にぶつかったときも「聞いていた通りだ」と受け止められます。
1 「何のために行くのか」を言葉にしておく
つらいとき、最後に支えてくれるのは「自分はなぜここに来たのか」という原点です。どんな理由でも構いません。
2 「困ったとき、誰を頼るか」を決めておく
ホストファミリーに話す、学校のコーディネーターに相談する。元気な今のうちに、逃げ道を決めておきましょう。
3 「最初はできなくて当たり前」と思っておく
最初からうまくやろうという完璧主義は、後悔を生むいちばんの敵です。言葉が通じなくて当然、友達ができなくて当然、と自分を許してあげてください。
この3つを確かめておくだけで、留学は「失敗を恐れるもの」から、「失敗しながら成長していくもの」に変わります。
保護者の方へ:決めるのは、お子さん自身
もう一つ、保護者の方にお伝えしたいことがあります。
親が「行きなさい」と決めた留学は、うまくいかなかったときに、
「親が行けって言ったから」
と、誰かのせいにできてしまいます。
逆に、本人が自分で決めた留学なら、つらいことがあっても、それは「自分の選んだ道の途中」になります。
後悔しない留学のいちばんの土台は、お子さん自身が決めることです。
親にできるのは、答えを先に言わずに、「あなたは、本当はどうしたい?」と聞くこと。
そして、決めたことを信じて見守ることなんです。
まとめ:後悔は「行ったこと」ではなく「行動しなかったこと」から生まれる
- 「留学するんじゃなかった」と言った人に、僕は出会ったことがない
- 結果の良し悪しと、経験の価値はイコールではない
- 想像される5つの後悔も、経験した人は「成長につながった」と受け止めている
- 本当の後悔は、意志を持たなかったこと、行動しなかったこと
- 出発前に「目的」「頼る人」「できなくて当たり前」の3つを確かめる
- 後悔しない留学の土台は、お子さん自身が決めること
「行かせてみて後悔しないか、まだ不安」
「うちの子が本当に自分で決めているのか、分からない」
そんなモヤモヤがあれば、一人で抱え込まずに、気軽に相談してください。
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