この記事を書いた「留学パパ」はこんな人です。

1年も離れたら、仲が良かった子との縁が切れちゃうかな…
文化祭も、卒業式も、みんなと一緒に出られないのは寂しい。
中高生のみなさんにとって、友達は本当に大きな存在ですよね。
同じ学校に通って、同じ時間を過ごして、たくさんの思い出を作る。
だからこそ、留学を考えたときに、いちばん二の足を踏んでしまう理由の一つが「日本の友達との関係」なんです。
一度きりの学生生活だから、悔いを残したくない。
慎重になるのは、当然のことです。
先に、結論をお伝えしますね。
縁は、お互いが切ろうとしない限り、続いていきます。
ただ、関係の「形」は変わります。毎日会っていた頃と同じ距離ではいられないし、自然と遠くなる人もいる。
それでも、本当に大切な人とは、場所が離れても繋がっていられます。
そのために大事なのは、SNSで全部を追いかけることではなく、話したい人と、直接話すことです。

縁は「お互いが切ろうとしない限り」続いていく
僕は、みなさんより少しだけ長く生きてきました。
その経験から言えるのは、縁というのは「お互いが切ろうとしない限り、続いていくもの」だということです。
離れて暮らすことになっても、一時的に疎遠になっても、
「繋がっていたい」という気持ちがあるなら、一生のお付き合いができます。
「でも、連絡が減って、相手の様子も分からなくなったら、自然消滅しちゃうんじゃない?」
そう思う人もいますよね。
たしかに、毎日学校で顔を合わせていた頃と同じ距離では、いられなくなります。
でも、少し距離ができただけで簡単に切れてしまう縁だとしたら、
それは、もともとそこまでの関係だった、とも言えないでしょうか?
ちょっとストレートすぎましたか?(笑)
遠距離になった恋人や、ケンカをした夫婦を思い浮かべてみてください。
「私たちの関係は、そんなことでは切れない」とお互いが思っている二人は、多少の壁があっても、それを別れる理由にはしませんよね。
友達も同じです。
もし疎遠になる人がいても、「相手が悪い」「自分が冷たい」と思う必要はありません。
そこまでの関係だったと、受け止めればいいんです。
エリンの場合:日本の友達とは、どうなったのか
では、実際に海を渡ったエリンは、日本の友達とどうだったのか。
正直にお話ししますね。
日本の友達のSNSは、見ないと決めていた
エリンは、留学に行くとき、日本の友達(グループ)のSNSは見ないと、自分で決めていました。
見ても、得るものがない。
それどころか、日本で楽しそうにしている友達と、言葉も通じずに必死な自分を比べて、気持ちが沈んでしまう留学生もいます。
だから、最初から見ないと決めていたんです。
そのかわり、エリンが大事にしたのは、話したい人から直接届くメッセージでした。
本当にエリンと話したい人は、ちゃんと直接メッセージをくれます。
その濃いつながりだけを、大切にしていました。
とはいえ、みんなが筆まめなわけではありません。
誕生日などの特別な日以外は、メッセージはほとんどありませんでした。
それで縁が切れたかというと、そうではないんです。
帰国して会うと、留学の話はほとんどしない
日本に帰って、友達と会うと、何の話になると思いますか?
留学の話…ではないんです。
話題になるのは、「あの頃」の思い出話や、友達の近況、日本で流行っていること。
留学の話は、ほとんどしません。
海外のことを話しても、日本にいる子には、なかなかイメージが広がらないんですね。
留学した子の変化があまりに大きくて、見ている景色のギャップが大きすぎるからです。
でも、それでいいんです。
変わらない「あの頃」を一緒に笑える友達がいる。
それ自体が、縁が続いている証拠なんだと思います。
全部を追いかけなくていい。
本当に話したい人とは、ちゃんと繋がっていられる。
SNSは、便利だけど「知らなくていいこと」まで見えてしまう
今は、SNSがあるので、留学しても友達が「行方不明」になることはまずありません。
それは、とても良いことです。
でも一方で、SNSでは「知らなくていいこと」まで見えてしまいます。
誰と誰が遊んだとか、自分の知らない話で盛り上がっているとか。
海外でただでさえ心に余裕がないときに、それを毎日見るのは、かなりのストレスです。
僕は、本当に知るべき他人の話は、
直接会って(あるいはオンラインで、顔を見て)話すことに意味があると思っています。
エリンは、早い段階でそのことに気づいていました。
もう一つ、大事なことがあります。
留学先で、友達づくりの壁にぶつかっているとき、日本の友達のSNSを見ていると、心がどうしても日本に引っ張られてしまうんです。
目の前の毎日に集中することが、結果的に、現地で新しい友達を作るいちばんの近道にもなります。
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留学先での友達づくりと、ホームシックの波のことは、こちらに書いています。
本当の親友は、相手の変化を自分のことのように喜べる人
ここで、少し考えてみてほしいことがあります。
今、仲良くしている友達を思い浮かべてみてください。
その人と、ずっと「今の距離」でいられると思いますか?
とても現実的な話をすると、中学や高校を卒業すれば、どれだけ仲が良くても、進路はバラバラになります。
同じ学校に行っても、クラスが違えばほとんど会えません。
社会に出れば別々の道を歩き、結婚や子育てなど、人生の大きな変化もいくつもやってきます。
つまり、「今の距離感が一生続くわけではない」んです。留学してもしなくても。
では、その友達と「今だけ」の関係でいたいですか?
それとも、「人生を通した親友」でいたいですか?
もし「人生を通した親友」でいたいなら、大切なのは、お互いが自分の道を迷わず進み、成長し続けること。
本当に信頼している友達なら、あなたの変化や成長を、自分のことのように喜んでくれるはずです。
留学が、あなたを成長させてくれる機会なら、「大切な友達のためにも頑張ろう」と思えてきませんか?
友達に好きになってもらう前に、自分が好きな自分でいる
もう一つ、よくある勘違いがあります。
「自分に友達がいるのは、周りが自分を好きでいてくれるから」と思っていること。
でも、本当は逆なんです。
自分が好きな自分でいるから、周りの人も、そんなあなたと一緒にいたいと思ってくれる。
留学先で、自分の足で立って、自分のことを好きになって帰ってくる。
そんなあなたなら、日本の友達とも、きっと前よりいい関係でいられます。
「この仲間と卒業したい」も、立派な選択
友達と一緒に卒業したいから、今は留学しない。
そう決める人もいます。
僕は、それも立派な選択だと思っています。
大切なのは、「何を大事にしたいか」を、自分で考えて、自分で選ぶことです。
友達との縁を理由に留学をあきらめるのも、
縁は切れないと信じて海を渡るのも、
どちらも、あなたが決めていいことなんです。
保護者の方は、「友達と離れて大丈夫?」と先回りして心配するより、
「あなたは、どうしたい?」と聞いてあげてください。
まとめ:縁は、離れても切れない。形が変わるだけ
- 縁は、お互いが切ろうとしない限り続いていく
- 距離ができて疎遠になる人がいても、自分や相手を責めなくていい
- エリンは日本の友達のSNSを見ないと決め、直接届くメッセージの濃いつながりを大事にした
- 帰国して会えば、話題は「あの頃」の話。それも縁が続いている証拠
- 本当の親友は、あなたの変化や成長を自分のことのように喜んでくれる
- 「この仲間と卒業したい」も立派な選択。決めるのは自分
「友達のことが気になって、留学に踏み出せない」
「子どもが友達と離れることを、どう考えたらいい?」
そんなモヤモヤがあれば、一人で抱え込まずに、気軽に相談してください。
僕とエリンが、同じ目線でお話を聞きます。
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