費用から逆算!どのくらいの予算で、どんな高校留学ができるの?

費用から逆算!どのくらいの予算で、どんな高校留学ができるの?

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【お願い】
カナダ・ニュージーランドの金額は、2026年6月時点の為替レート(1カナダドル=約114円、1NZドル=約91円)と、2026-2027年度の学費をもとに見直しました。
それ以外の国の金額は、2025年8月時点の為替レート(1USドル=約150円、1AUSドル=約90円)をもとにした概算です。
ご覧いただくタイミングの円相場とあわせて、目安としてお読みください。

高校留学って、結局トータルでいくらかかるの?

うちの予算だと、どんな高校留学プランが現実的なんだろう?

LINE無料相談にも、こんな「高校留学の費用」に関するご相談がたくさん届きます。

本来は「行きたい国や目的」「どんな高校生活を送りたいか」から逆算するのが王道です。

でも現実的には、「用意できる予算の範囲で、どんな高校留学が可能か?」を知っておくことも、とても大切です。

そこでこの記事では、あえて目的や希望校はいったん脇に置き、「手持ちの予算から逆算したとき、どんな高校留学が現実的か?」という視点で整理していきます。

この記事でわかること

✔ 予算ごとに現実的な国・期間・留学タイプの目安

✔ 短期・1年・卒業留学の大まかな費用ライン

全てを完璧に覚える必要はありません。

まずは全体像をつかむつもりで、気になるところから読んでみてください。

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高校留学の費用は「どんな留学を選ぶか」で大きく変わる

「高校留学」と一言で言っても、人によってイメージしているものはバラバラです。

✔ 春休みや夏休みを利用した数週間の短期留学

✔ 数ヶ月だけ、現地の高校に通ってみるプラン

✔ 日本の高校を休学して1年間海外で生活するプラン

✔ 現地の高校を卒業することを目指す、2〜3年の卒業留学

同じ「1年留学」という言葉でも、行き先の国・地域、学校の種類、公立か私立かによって、かかる費用は大きく変わります。

「いくらあれば高校留学に行けますか?」という質問に、誰も一言では答えられません。

ちょうど「車が欲しいんですが、いくらあれば買えますか?」と聞かれているのと似ています。

軽自動車なのか、ミニバンなのか、高級車なのかで金額が全く違うように、高校留学も「どんな留学を選ぶか」で費用が大きく変わるんです。

これからお伝えする「高校留学にかかる費用」は、皆さんそれぞれの「個別の希望」までは反映しきれていません。

あくまで、「この予算なら、ざっくり言うと、これくらいの選択肢がありますよ」という目安として見ていただけたらと思います。

関連動画

【高校留学のお金のこと】費用が気になる人のための3つのヒント!No.249
【高校留学のお金のこと】費用が気になる人のための3つのヒント!

このページで使う前提条件と費用に含まれるもの

ここからは、「手持ちの予算で、どんな高校留学ができるの?」という素朴な疑問に、できるだけ具体的にお答えしていきます。

その前に、この記事で示す金額に「含まれているもの」と「含まれていないもの」を、先にはっきりさせておきます。

費用に含まれているもの

  • 現地の学校に通う授業料(学費やプログラム費)
  • 現地での衣食住に関わる滞在費(ホームステイ・寮など。原則として1日3食を含む)

含まれていないもの(ご家庭ごとに別に必要)

  • 現地までの航空券代
  • 海外留学保険
  • 携帯電話代(現地SIM・通信費)
  • お小遣い(交際費・食費・洋服代など)
  • 学校までの交通費(徒歩や自転車なら不要)
  • パスポートとビザの申請費用
  • 留学エージェントの手数料やオプション費(内容・金額は各社で違う)

※実際に必要になる総額は、ここで示す金額よりも確実に多くなると考えてください。ここでの金額は、あくまで「学費+滞在費ベースの目安」です。

あわせて読みたい

ビザ・お小遣い・エージェント費用まで含めた1年間の内訳と、カナダ(BC州・マニトバ州)とNZの違いは、それぞれくわしく書いています。

対象としている高校留学のタイプ・国の範囲

この記事で扱う「高校留学」は、原則として次の条件を前提にしています。

短期留学 原則、日本の高校に在籍したまま行く

語学留学 「英語力UP」を目的に、語学学校へ通う

交換留学 各種団体が扱う、半年〜1年未満の留学プログラム

私費留学 高校や教育委員会と直接やり取りし、学費や滞在費を自費で払う

卒業留学 現地の高校を卒業することが目的

特別な表記がない限り、ここで出てくる「高校留学」は私費留学を指します。対象国は欧米英語圏(アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなど)です。

※フィジー・フィリピンなど、母語以外に英語を公用語としている国は含めていません。
※為替相場の変動や学費値上げの影響で、実際には予算内に収まらない場合もあります。学校ごとの最新情報は、その都度、各校や教育委員会に直接ご確認ください。

予算別に見る「高校留学でできること」

ここからは、用意できる予算ごとに、現実的になりやすい高校留学のイメージをお伝えします。

あくまで「ざっくりとした目安」ですが、「このくらいの予算なら、だいたいこういうプランが見えてくるんだな」とイメージするために使ってみてください。

予算80万円以下|まずは数週間の短期留学で海外生活を体験

予算 80万円以下

イメージ
まずは“お試し”で、数週間だけ海外生活を経験してみたい

現実的な選択肢の例
◆ 国を問わず、春休み・夏休みを利用した数週間の短期留学

期間が短いぶん、「なんとなく留学」になってしまうと、あっという間に終わってしまいます。

✔ 英語力を伸ばしたい

✔ 現地の高校の雰囲気をのぞいてみたい

✔ 海外の生活スタイルを体験してみたい

など、事前に「今回の短期留学で何を体験したいか」というテーマを決めておくことが、とても大切です。

英語力は本当に伸びる?短期留学で人気の語学学校を検討している人が知っておくべきこと

予算130万円以下|1〜1.5ヶ月の短期留学/数ヶ月の高校体験

予算 130万円以下

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1〜1.5ヶ月の短期留学、または数ヶ月だけ現地の高校へ通ってみたい

現実的な選択肢の例
◆ 国を問わず、1〜1.5ヶ月程度(主に夏休み)の短期留学
◆ ニュージーランド・オーストラリア・カナダの一部の公立高校への、数ヶ月の短期留学

日本の夏休みのピーク時は航空券代が高くなりがちです。

渡航時期をずらす工夫をすることで、「数ヶ月間、現地の高校に通う短期留学」も選択肢に入ってきます。

✔ 限られた予算だけど、できるだけ“本物の高校生活”を味わってみたい

✔ 「自分にとって高校留学が合うのか?」を試してみたい

という方には、とても現実的なラインと言えます。

アメリカの公立高校に私費で通えるのは、通算で最大12か月まで。イギリスで学生ビザで通えるのは、基本的に私立高校です。それ以外は、交換留学または私立高校への私費留学になります。ここは、ぜひ押さえておいてください。

3ヶ月・半年・1年未満の高校留学(短期留学)

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数ヶ月〜1年未満の留学で、後悔しないために知っておきたいことは、こちらに書いています。

3ヶ月・半年・1年未満の高校留学(短期留学)

予算220万円以下|1年間の交換留学 or 数ヶ月〜半年の高校留学

予算 220万円以下

イメージ
1年間しっかり海外生活をしてみたい/数ヶ月〜半年間、高校に通いたい

現実的な選択肢の例
◆ アメリカ・イギリス・ニュージーランド・オーストラリアへの1年間の交換留学
◆ カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの公立高校への3ヶ月〜半年間の短期留学

「日本の高校を休学して、1年間海外で生活したい」という人にとって、最も費用を抑えやすい1年留学が、この交換留学です。

ただし、交換留学には次のような特徴があります。

✕ 基本的に学校を選べない

✕ カナダの公立高校への留学は、私費留学が基本(交換留学は、一部の団体のプログラムに限られます)

これらを理解した上で、「費用を抑えつつも、1年の海外生活を経験したい」という人には、とても有効な選択肢になります。

【高校生の交換留学】メリット・デメリットを知ろう!

予算300万円以下|カナダの一部の地域で「1年私費留学」

予算 300万円以下

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カナダの一部の地域で、1年間の私費留学を現実的に目指したい

現実的な選択肢の例
◆ カナダの一部の公立高校(マニトバ州など)への1年間の私費留学

カナダで「1年間の高校生活」を現実的に目指す場合、300万円前後がひとつのボーダーラインになります。

カナダ・マニトバ州
約266万〜281万円

2026-2027年度、学区に払う学費と滞在費などの合計。

ニュージーランド
約326万円から

公立高校の学費と滞在費だけで、300万円以内に収めるのは難しくなっています。

ただし、次のことは、あらかじめ想定しておきましょう。

✔ 予算内で行けるエリア・教育委員会は限られる

✔ 為替や学費の値上げ次第で、さらに費用が上がる可能性もある

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予算400万円以下|行き先の選択肢を広げた1年留学

予算 400万円以下

イメージ
行きたい地域ややりたいことをある程度選びながら、1年間の高校留学をしたい

現実的な選択肢の例
◆ カナダの多くの公立高校、ニュージーランドの一部の公立高校への1年間の留学

300万円台前半では限られていた選択肢が、400万円前後まで予算を見られるご家庭では、選べるエリアや学校の幅が大きく広がります。

カナダ・BC州
約336万〜400万円

学区に払う合計。

ニュージーランド
約326万〜429万円

学校によっては400万円を超えます。

すでに、次のような希望がある人は、このあたりから「私費留学ならではの自由度」を生かしやすくなります。

✔ 行きたい地域のイメージがある

✔ 将来に関わる専攻や、やってみたい活動の希望がある

予算550万円以下|2年間での卒業留学が見えてくるライン

予算 550万円以下

イメージ
2年間かけて、現地の高校卒業を目指したい

現実的な選択肢の例
◆ カナダの一部の公立高校(マニトバ州など)への2年間の卒業留学
◆ オーストラリア公立高校への1年留学

日本の高校で高1まで単位を取り、高2から2年間かけて現地の高校を卒業するパターンです。

※オーストラリア公立高校は、英語力によってESL(英語コース)の受講が必要な場合があり、2年での卒業は制度的にも学力的にもかなり難しいのが実情です。

予算770万円以下|2年間の卒業留学の選択肢が一気に広がる

予算 770万円以下

イメージ
2年間の卒業留学で、通えるエリアや学校の選択肢を広く持ちたい

現実的な選択肢の例
◆ カナダ・ニュージーランドの多くの公立高校での2年間の卒業留学

都市部から郊外まで、比較的学費を抑えた地域も含めると、2年間の卒業留学として選べるエリアや学校がかなり広がるラインです。

予算950万円以下|公立で3年間の卒業留学が視野に

予算 950万円以下

イメージ
公立高校で、3年間じっくり通いながら卒業を目指したい

現実的な選択肢の例
◆ カナダ・ニュージーランドの一部の公立高校への3年間での卒業留学

2年間ではなく3年間かけて無理なく卒業を目指すプランが、現実味を帯びてきます。

航空券・保険・お小遣いなどを含めると実際にはもう少しかかりますが、教育ローンや奨学金を上手に組み合わせて実現しているご家庭も多いです。

奨学金は、文部科学省のトビタテ!留学JAPAN「留学奨学金検索」で探せます。

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予算1,100万円以下|公立3年卒業の選択肢をほぼフルに

予算 1,100万円以下

イメージ
カナダ・NZ公立高校での3年卒業留学を、行き先も含めて幅広く検討したい

現実的な選択肢の例
◆ カナダ・ニュージーランドの多くの公立高校への3年間の卒業留学

エリアや学校の選択肢をかなり広く持ちながら、3年間で現地高校を卒業するプランを、現実的な前提として考えられるようになります。

予算1,400万円以上|オーストラリア3年/米英ボーディング校という選択

予算 1,400万円以上

イメージ
オーストラリアでの3年卒業留学、または米英の私立ボーディングスクールでの高校生活

現実的な選択肢の例
◆ オーストラリアの公立高校への3年間の卒業留学
◆ アメリカの私立高校(ボーディングスクール)への3〜4年間の卒業留学
◆ イギリスの私立高校(ボーディングスクール)への3〜4年間の卒業留学

学校による金額差は大きいですが、「多くの高校生が私費留学を選ぶ理由は?」でも触れているように、費用が高い学校には高いなりの理由があるのも事実です。

✔ どんな環境で学びたいのか

✔ 将来、どのような進路・キャリアを見据えているのか

といった目的と予算をセットで考えることが、より大切になってくるラインです。

予算130万・220万・770万が「ひとつの目安」になる理由

ここまでの内容をシンプルに整理すると、次の3つが大きな目安になります。

予算130万円前後

短期留学

夏休みに1ヶ月ほどの語学留学や、数ヶ月だけ現地の高校に通う短期留学を、現実的に考えられるライン

予算220万円前後

1年間の交換留学

「どうしても1年は海外で生活したい!」という人が、交換留学で1年間の高校留学を実現しやすいライン

予算770万円前後

2年間の卒業留学

「海外の高校を卒業したい!」という人が、カナダ・NZの公立高校で2年間の卒業留学を具体的に検討しやすくなるライン

もちろん、予算が増えるほど、選べる国・エリア・学校の幅は広がります。

一方で、次のことを考えることも、とても大切です。

✔ わが家の家計で、どのラインなら「無理のない投資」と言えるのか?

✔ 大学進学やその先の進路も含めて、どこまでなら現実的に準備できそうか?

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予算に不安があるときに見直したい視点と情報源

最近は、円安や物価高の影響もあって、「数年前に聞いていた金額と、今の費用感が全然違う…」という声も本当に多くなっています。

「そんなにかかるなら、うちには無理かも…」と感じた人は、諦める前に、次の視点で一度整理してみてください。

✔ 行き先や期間を工夫することで、費用を抑えられないか

✔ 高校留学後の大学進学のしかたを含めて、トータルで見たときにどうか

✔ 奨学金や教育ローンなど、公的な制度を組み合わせられないか

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